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title:common

2023.9.  size:110×30mm

Price/30.000

この作品は、生肉と鉄という対照的な素材を組み合わせることで、人間の生命力と機械的な無機質さとの間に存在する「対立と共存」を表現しています。

 

生肉は、人間の原始的で本能的な生命を象徴しています。一方で、鉄は精製され均一化された社会の仕組みや機械文明を象徴しています。

一見、これらは相反する要素として存在しますが、鉄の表面を鏡面仕上げにすることで、ぼんやりと鑑賞者自身が映り込むようになっています。

 

この鏡面によって、均一化された社会を象徴する鉄が見る人自身の存在を反映し、単なる対立を超えた曖昧な感覚を生み出します。

それは、社会が作り出した固定化されたイメージのようでありながら、実体のない揺らぎや、社会が個人に向ける視線を想起させます。

 

本作品を通じて、鑑賞者には、対立するものの間に潜む共存の可能性や、社会と個人の間にある曖昧な関係性を再考するきっかけを提供したいと考えています。

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